ありがとう

 定期試験明け初日となった今日は、6月にしてはありえない猛暑+久しぶりに部活三昧だった土日明け、が重なり生徒はとてつもなく疲れているようだった。

 英語Ⅰは全部で3クラス。ALTとの授業を2クラス実施しなければ今後に間に合わないことが判明し、試験の返却を10分で済ませることになった。中学校1年で学習した内容を中心にした範囲だったが、本当に闇の中という生徒も数名いて、本当はできるようになってから英語Ⅰの教科書を始めたいところ。でも明日から教科書に入らないと教科書を半分も扱えないことになり、そして説明責任のようなものが生じる。時間が足りない・・・。

 英語Ⅰの特別編成パートはパートナー替えからスタート。お互いに少し緊張感があるくらいの距離感で協力した方がうまくいくので、あまり同じパートナーをキープしないことにしている。早速、ペアで単語帳の次の範囲を発音確認&練習したあと、このクラスでは問題の解き直しを少しだけ行うことができた。定着には至らないが、少なくともどのように英語を組み立てるか疑似体験してくれたと思う。

 英語Ⅱもパートナー替えと単語の確認をしてから、模範解答作りの時間にした。今日の発言から新しいパートナーとのポイントになるので、みんな暑さに負けずに積極的に話し合っていた。模範解答を作りながら、自分の答案を思い出して声を上げる生徒もいて心の準備もできたようだ。ただ答案を返されると点数だけを見て終了してしまう生徒も多いので、まずは内容に目を向けてもらえるようにしている。どこからどのように出題されているのか見通しがつけば、次の試験対策がより具体的にできるかなと期待している。答案が返却され、思いがけなく点数が上がった生徒が開口一番「・・・のおかげ!ありがとう!」とパートナーにお礼を言っていた。その気持ちをみんなが持ってくれるような授業にしたい。