Review 2013 Day 2

Day 2


 早速、パート1の読解に入る。2学期まではまず単語を覚えてペアでチェックするところから始めていた。これがかなり時間を使う活動になっていて困っていた。そこで思い切って単語チェックをやめてみた。単語シートの音読くらいはさせて、そこにどんな単語が載っているのか認識させるが、その後はすぐに本文の内容理解に入る。ワークシートを使って読んでいくのだが、これも最初は授業を進めながら使っていくスタイルだった。しかし、生徒の認知が追いついていない(伴っていない)ことに気づいてからは、最初に時間を与えて取り組ませることにした。また、ワークシートの冒頭に内容理解の問を移して、これを読解の目標とすることにした。「目的に沿った読み」という観点から考えると、ただ1文目から読み下していくのは違和感があったからだ。


 流れとしては、読むべき内容の紹介を聞いてスタートを揃え、読み取る内容の確認(内容理解Qs)をしてから、その問を念頭に置きながら本文の詳細を見ていく。詳細の確認が終わったら、音読ができるように練習をさせ、内容理解Qに戻って完結する、というパターンだった。こうしてみると、私が長文を読む過程を当てはめた流れだったことに気づいた。私にとっては、これまでの中で一番しっくりくる形となった。一方で配当時間については課題が残った。パート間にペアでの会話を入れたので、今年度は1パートが1.5時間配当になってしまった。やっぱり削るべき箇所は詳細の確認だろうなぁ。私が話しすぎていないか、適切な発問数か見直すことにしよう。