発表を聞いてくれた皆さん、ありがとうございます!

 修学旅行も無事終了し、土曜日のセミナーも、疲れからテンションがいつも以上に高かったものの無事終了した。


 英語Ⅰは1週間ぶりの授業となったが、早速宿題を忘れてくる生徒が数人・・・・。私に毎回声をかけてもらいたいなんて、不思議な生徒たちだ。しばし指導が入ったところで単語ペアチェックをやらせ、残りの時間はすべてプレゼンテーションの練習にあてた。まず大きな声で音読させるためにクラスで一斉に読ませた。次にパートナーに読み聞かせて内容を理解してもらう活動をした。すぐ隣で別のペアが話しているので、自然と声も大きくなる。次は暗記の時間。2分時間を与えて暗記をさせ、パートナーに暗記をチェックしてもらう。言えなくなったところはパートナーがヘルプを入れる。ヘルプしてもらったところをマークさせて再度暗記の時間。次は前後のペアで暗記チェック。何となく暗記ができたところで、効果的に話すためのスピードコントロールについて言及する。要は大事な情報のところをゆっくりはっきり話すということだ。その部分に線を引かせてから音読タイム。スピードを調節しながら3回立って音読、座った人は紙を見ないで暗唱させた。さてここからは自分で練習してください。


 午後の3年英検クラスは自己採点から。う〜ん、芳しくない結果になりそうだ。合格まで伸ばしきれなかったのが残念だ。気持ちを切り替えさせて、1月の定期試験に向けてのテスト対策マラソンを自作させた。基本路線はこれまでのマラソンと同じ生徒が多かったが、ところどころに生徒独自の工夫が見られて面白かった。来年の共通マラソンに反映させてみようかな。


 さて、土曜日のセミナーの振り返りをしてみたいと思う。当日は早めに会場に入り、事前に送ってあったビデオファイルのチェックをした。縦に長い会場ということもあり、ちょっと画面が小さすぎた。リッピングして編集した時点でやりようがあったような気がする。ある程度準備が整ったあたりで、続々と参加者が入ってきた。TK関東支部の時に授業を見てもらった先生たちもたくさんいらっしゃって心強く思った。「がんばってね」「楽しみにしてきたよ」と声をかけられることもあり嬉しい。発表1人目は佐藤先生。これまでのスタンスとぶれないトレーニングをしっかり取り入れた文法授業を紹介されていた。超進学校で授業内にトレーニングの要素を入れるのは想像以上に大変なことなんだろうなぁと思った。


 昼休みに入り、雨の中移動しお昼を頂いた。緊張のためではなく前日までの引率の疲れからあまり食べられなかったが、良い気分転換になった。会場に急いで戻りマイクの準備などをしていると揺れが!宮城でも揺れたそうで心配だった。しかしあっという間に開始時間。ピンマイクを使って話すなんて慣れていないので、あろうことか会場の奥まで届くように声を張り上げてしまっていた。それに自分の声がスピーカーから聞こえないのも問題だった。部屋の大きさに合わせて声量を変えてしまう、教員の性か・・・。発表に関しては先生方の笑顔や楽しく活動している様子が至る所で見られた。そんな和やかな様子に肩の力も抜けてリラックスして話すことができた。会場にいらっしゃった先生方、私の方こそお礼を言わせてください。本当にありがとうございました。


 発表が終わると、とたんに聞いていた人の反応が気になってくる。直接「どうでしたか?」と訊きたいところだが、そんなこともできず会場にいる間も身の置き所がなくて困った。懇親会でもいろいろな先生からお話を聞いたが、それでも私の発表は大丈夫だったのだろうか、と不安です。セミナーで発表すると皆さんこんな気持ちになるのかなぁ、わたしだけか。