TK feedback 14 & 日誌再開

 夏休み最後の週からずっといろいろあって大変だった。少しずつ日誌も更新して日常に戻っていきたい。


 あるクラスで、このたびやっとOCの教科書に入れることになった。しかし教科書の内容に関する音声CDが見当たらない。そこで教科書会社に問い合わせてみると、なんと指導書を購入していないとCDは手に入らないとのこと!私の中で指導書はあくまで付属品であり、購入するかどうかはオプションだと思っていた。つまり教科書単体でも十分教えることができるはずだと思っていた。指導書を買わないと教えられない教科書って一体なんだろう・・・・。教科書にはもちろんスクリプトも載っていない。納得いかないのは私だけ?


 連日スピーチコンテストに出る生徒の指導が続いている。表現力をどう付けさせるか、悩みどころだ。新しいALTとの授業が始まっている。これまでいろいろなALTと教えてきたが、すべてのALTは教師経験がまったく無いALTだった。しかし今回の人は自分の国でも日本の高校でも教えていた人で、これまでのALTとはかなりレベルが違う。まず生徒との接し方がとても自然だ。もしかしてALTがメインとして教える授業スタイルにしてみてもいいかもしれない。これは丸投げということではなく、私はアシスタントとして動く形で授業をするということだ。Be flexible! それがキーワードになりそう。

久しぶりに授業のフィードバックです。

“一人ずつだとどうしても積極的な生徒のみになってしまったりするので、ペアワークを授業全体に取り入れられていて、とても参考になりました。ペアワークを今は単語でしかやっていないのですが、ずっと同じことをやっているとだんだんダレてくるので、ちょっと違ったことを取り入れてみたいと思います。”


 そうですよね。積極的な生徒が目立ってしまう展開はとにかく避けたいと思って考えた方法です。他の生徒が手を挙げづらくなるのはもちろんのこと、手を挙げている生徒がいいかっこをしているように冷やかされるのも嫌なものですよね。だから、「手を挙げて発言なんでしたくないんだけど、パートナーのために仕方なくなってるんですよ。」という理由づけをしてあげることで、変な気を回さずに発言してくれることを期待していて、この方法を実施しています。ペアワークも意味を伴わないとやっぱりダレてくるので、メリハリをつけるようにしています。