TK feedback 12

今日の一日研修の内容は・・・・、やめておきます(笑)。


さっそくコメントにいきましょう。

“私も同じようなレベルの生徒と同じような教科書で授業をしていて、先生がまず全員が参加するということを優先して授業のプランを立てているのが伺えました。自分の場合は、どうしてもやろうとしない(英語に限らず)生徒がいたりして、あそこまでペアで連帯責任を徹底できないので、先生の生徒を動かす力に教師力を感じました。”


教師力!いやぁ、模擬授業だったので先生方が大変協力的だっただけです。

 ペア活動を成り立たせている秘訣は、連帯責任を徹底させる教師力というより生徒間にあるバランスだと思う。生徒は私がどんなに怒ったところで気にも留めないが、隣にいる同じクラスの・・ちゃんがどう思っているかは気になって仕方がないものだ。その気持ちを持っている生徒だったら、このペア活動に自然と連帯責任を感じて参加するようになると思う。もちろん行きすぎないように注意する必要性があるけど。


 全員参加について、いつも思っていることがある。よく、授業のレベルをだいたい真ん中のレベルの生徒に合わせた授業をする、というのを聞く。でもそれは同時に、真ん中のレベルの生徒以外は授業でスポットが当たらないことも意味するような気がする。だから、私は50分の授業ですべての生徒が「今日自分にもスポットが当たった!」と感じてもらえる瞬間を作ろうと思っている。つまり、真ん中の生徒だけでなく30人すべての生徒が、「授業に参加した」と思える授業にすることを一番大切にしている。そのことで効率が下がることもあるかもしれない。でもつまらなそうな顔を見るのは結構こたえるから、やっぱりそこが基本になるんだろうなぁ。