校内選考会

 1コマ目の英語Ⅱは教科書の文法・語法問題。全部で12問あったが、生徒とやりとりをしながら進めてなんとか集中力を持たせた。


 次のコマは別のクラスで英語Ⅱ。先週の暗唱テストを終えてワークブックの答え合わせ。授業の終わりに「part 1の暗唱は終わったけど、あとpart 2,3があるよね・・・・。じゃあそこは穴埋め音読テストにしよう。」と言うとみなほっとした表情。あと2時間でワークブックの問題を解説し、音読テストを実施して試験準備を完成させたい。


 再度1コマ目のクラスで英語Ⅱ。ワークブックの答え合わせをさせて、終わった生徒から明日の音読テストのプリントを配布した。まわりがもらっていると気になるので、みな早く答え合わせを終わらせようとしてくれる。


 実はちょっと時間が足りなくなってしまって、音読テストはやめようかと思ったりもした。でもなんとか本文すべてに自力で目を通してもらいたい。そこで急遽音読テストのやり方を変えることにした。今までは全員が列に並んで順番にテストを受けていた。しかし明日のテストは「リレー形式穴埋め音読テスト」にすることにした。これまでやってきたリレー音読をテストに使うやり方だ。1列全員を立たせて順番に指定されたところから1文ずつ読んでいく。発音を間違ったり、穴埋めができなかった生徒がいたら全員やり直し。これだと1人が読む分量はとても短くなるので短時間で終わる。でも連帯責任だから事前練習にはかなり真剣に取り組むことが期待される。この方式を告げると、早くも前後の生徒に謝っている生徒もいる。この感じだと今夜少しは英文を読みながらぶつぶつ練習してきてくれるかな。テストそのものも大切だが、実はそれに向けての練習にこそ最大の意味があると思う。


 昼休みはスピーチ選考会に出る生徒の指導。最終日になって追い上げてくれた生徒もいれば、なかなか自分の課題をクリアできない生徒もいる。とにかく今日の選考会で頑張ることが大事だよ、と話して最終チェックを終えた。


 午後は英検クラス。いつも変わらない展開だが、それでも楽しそうに授業を受けてくれるので助かる。試験明けは何か特別なことをしたいが、英検も近づいているからどうしようかな。


 さて、放課後はその選考会。総勢36名の生徒が集まった。とにかく皆とてもよくできていて感心する。それでも発音に関しては一朝一夕にはどうしようもないらしい。順当に発音の良い生徒と発声の良い生徒が選ばれた。私が指導してきた生徒たちも代表に選ばれた。これからが本番。良い発表ができるように一緒にがんばっていきましょう。