語法問題、どうしよう。

 3年の授業は、まずプレゼンテーションの表現について練習させた。モデルを示してもらおうとALTにまず原稿を読んでもらったが、もともとあまり快活な人ではないので、表現に関して中途半端な発表になってしまった。英語の読み方についてALTを指導するのも変な感じだが、あえて事前練習をすべきだったかも。いずれにしても、生徒たちはこちらの意図を汲み取ってお互いに練習しあってくれたのでよかった。これまで協力してもらったお礼をこめて練習してあげるよう伝えた。その後は、語法問題集を使った比較の章の解説。延々と解説が続く形式になり、雰囲気も重くなる。前回の反省から全部を解説しないように心がけたのだが・・・・。こういう1問1答形式の指導はどうしたらもっとよくなるのだろうか。答えを見ても解説なしじゃあ手も付けられない生徒も多い。

 残りは1年の1コマのみ。彼らは今日から、徒歩20分のところにあるスケート場での体育がある。移動のことや初めての経験でいつも以上に落ち着かない。単語練習を終えたのち、あまりのHyper activeな様子に歌のレッスンをやるかどうか逡巡したが、この生徒たちだからこそ歌のレッスンをすべきだと考えた。実際、歌が始まると興味深げに聞き入っている。実際に口ずさむところでは、最初からしっかり声を出して歌っている生徒もいた。みんなで、ふと世界情勢に思いを馳せる瞬間を共有し今年最後の授業を終えた。歌のパワーってすごい。