幕の内的一日

2年は修学旅行明けの授業。そして今年最後の授業。今日はいつもどおりの単語発音練習を終えて、沖縄で訪れた場所を来年の2年生におすすめする英文を書かせた。時間としては25分くらいの活動だったが、グループで沖縄旅行について話しあったりして、よい振り返りになったようだ。旅行は帰ってきてそれで終わりにしてしまうと、もったいないと思う。特に修学旅行では、感じたことや学んだことを振り返ることがとても重要だ。お互いの振り返りから、また新たな発見があったりする。あまり深く掘り下げることはできなかったが、よい時間を持てたのではないだろうか。

1年の1コマ目は、かのクラス。冬休みまで1週間を切り勉強に集中できない生徒もいたが、それでも今日はしっかり取り組んでくれた。教科書の内容を問う英問英答も、ほとんどの生徒が内容をふまえて発言できていた。まぁいろいろあったけど、コントロールできないことってあるものだから、あまり深く考えすぎないようにしよう。年明けに読みたいレッスンのアンケートをとって、残った時間は冬休み課題の時間とした。2,3名の生徒が何もしないので、「宿題をしない人がひとりでもいたら、授業にします!」と宣言すると、さすがにそんな生徒もやる素振りを見せた。私がどんなに威圧的に言っても効果はあまりないが、みんなに迷惑がかかるとなると話は別のようだ。

もうひとつの1年の授業では、高習熟クラスの特性を活かしてレッスンの応用編に取り組ませてみた。教科書本文の内容を理解するだけでなく、その言語材料を使って英語をアウトプットさせてみることにした。しかし、本文の内容をずいぶん忘れてしまったようでなかなか進まなかった。タスクはいっぱい用意してあったが、少ししかできなかった。まあextra classだし。

放課後は、進学希望者対象の課外。1月の模試に向けて過去問を扱う。英文を読む手順や並べ替え問題を解く方法をThink aloudで説明する。できれば発問をしながら進めたかったが、どうしたらいいか分からなかった。それでも意識が高い生徒たちなのでしっかりついてきた。私のほうは、手ごたえを感じきれずに終了した。発問しない授業って難しい。

その後すぐに部活へ。今日はこれまで練習させてきたShow & Tell Presentation 大会。隣の学校からALTを特別ジャッジとして来校してもらい、彼らの発表を審査してもらった。生徒たちは精一杯の発表を笑顔で行い、全員がしっかり終えることができた。4人の生徒に特別賞を出し、その他の生徒もこれまでの取り組みを評価して賞品を出すことにした。その後、みんなで持ち寄ったお菓子や飲み物を囲んでクリスマスパーティー。なかなかALTと話しださない生徒に、1人ずつ質問をさせることにした。ALTには、質問に答えるだけでなく逆に質問をしてもらうことにして、会話になるようにしてもらった。girl’s talkな感じになり楽しい時間になった。予定の時間を少しオーバーして終了。全員がよい時間を過ごすことができた。来年の活動も楽しみだ。