あと一日

今日のクラスは2日連続で歌の授業ができたので、昨日の時点で歌詞を覚えてくるよう伝えてあった。機械のセッティングで少し時間が余ったので、各自練習しているよう告げると、かなりの生徒がほぼ完璧に覚えていた。もちろん覚えてくるのが当たり前、という顔でいたけど・・・。セッティングが終わりリズムを流し始めると、すぐに練習を始めた。結局テストってことになると、完璧な生徒でも何度も練習したくなるようだ。そこで少し負荷をかけて足踏みをしながら歌わせてみた。しっかり覚えてきた生徒も手こずっていて悔しそう。

そしてテストの形式を生徒に告げる。

2分間全員で何度も繰り返して歌う。その中でできていない生徒がいれば不合格として前に出て発表してもらう。これはテストだから、しっかり評価してもらえるように大きく口を開けてアピールすること。見るポイントはタイミングが合っていることと大きな声で歌っていることのみ。音痴でもOK!でもリズム音痴は×。

そしてテストスタート。紙を見ないで歌うので生徒と目で合図ができる。やばそうな生徒には合図を送って、ボーダーラインにいることを知らせる。全員に対して、「あと○名がうまくできたら全員座れるよ」と声をかけみんなで頑張らせる。

こうしてがっちり全員が練習した上で(実はまだ練習)、今度はビデオに合わせて歌わせる。曲のなかで3回サビが来るので、それでテストを行った。テストの緊張感もうまくほぐれて楽しそうに歌ってくれた。

2年の授業でもこの歌レッスンのミニバージョンを行った。映像をうまく映せない問題はあったが、生徒は楽しく挑戦してくれたようだ。感想の中に、「夏休み前最後の授業が英語でよかったです。」と書いてくれた生徒もいてうれしくなった。これまで鍛えてきた英語脳を退化させないように夏休みの課題にも取り組んでほしい。あまり大きくリセットされずに8月の授業を始めたいものだ。