テスト明け、夏休み前

 テスト明け、そして学園祭まで2週間を切り、さらに梅雨明けのため猛暑に見舞われた今日は、生徒が勉強する姿勢を保つことができていれば褒められるような状態だった。

 私は午後のリーディングクラスの2時間のみだった。テスト返却が1時間目のメインイベントだったが、3年はこの試験の結果までが推薦入試の出願に反映されるとあって、一様に緊張した面持ちだった。英文を理解するところまで学習してきた生徒は高得点を取れる内容になっていたので、表面的な理解でとどまった生徒や、試験前にパニクるだけで勉強がおぼつかなかった生徒には難易度が高い問題になったようだ。すべての結果が返ってくれば、出願に向けて志望校の変更などが出てくるだろうなぁ。とにかく自分のこれまでの取り組みをしっかり受け止めて、最善の進路を考えてほしい。



 明けて火曜日は、さらなる猛暑日。英語Ⅱは体育の直後で流れ落ちる汗と戦いながらも、生徒はペアで楽しく学習してくれた。私がどんなに言って聞かせるよりも、机を並べているパートナーには無碍なことができないみたい。こんなに暑い日なのに、それぞれの生徒が何かしらの知識を得て50分の授業を終えてくれた。


 次の2時間続きの英会話クラスはテスト返却をからめた復習を終えてから、夏休み明けのShow & Tell Presentation の準備に入った。見せるアイテムを決定させるのは問題無かったが、理由を考えさせるのに苦労する生徒が何人かいた。全体に向けて、「誰でも言えるような理由はやめよう。自分だからこそ言える内容を入れて、聞いて良かったと思ってもらえる内容にしよう」と投げかけた。来週は原稿作りに入り、夏休み課題として原稿の暗記をさせる予定。


 午後の英語Ⅰは試験返却にからめた復習をメインにした。今回の試験から教科書のレッスンが範囲に入ったので、特にどこから出題されているのか気づかせることに主眼を置いた。何をどう勉強したら良いのか方策を立てられるようになってほしい。