音読テストの真意

 英語Ⅱ30人クラスは試験範囲のワークブック問題を扱った。本文に出てきた表現を使った語彙問題なのだが、まずはどう手をつけていいか分からない生徒が散見された。そこで何を使えば答えを見つけられるか道筋をたどらせながら問題を解かせた。実際、配布してある単語シートを使えばすべて解ける。もし単語シートなどがない授業であったらどう扱えばいいのかな、と思った。その後はプリントチェック。過去に試験前に復習しようにもプリントがそろっていないために勉強しない生徒がいた。その時から、プリントチェックは試験前に必須項目になっている。


 英語Ⅱ20人クラスはプリントチェックの後、授業アンケートをとった。計2年間英語の勉強をみた生徒もいて最後の授業が感慨深い。アンケートの内容は後日、備忘録としてこちらにアップしようと思う。残りの時間でテスト勉強、とも思ったが、折角なので英語を学び続けることについて考えてもらえるようビデオを見てもらうことにした。”We Are the World 25 for Haiti” を見てもらった。「もしこの歌がハイチの言葉だったらどこまで支援の輪が広がっただろうか。英語は世界にメッセージを発信するための強力な道具だと思う。そのために世界に目を向けるために英語を勉強してほしい」と話して締めくくった。メッセージ性が高い歌を使うと、自分の言葉が薄っぺらく聞こえてしまってつらい。本当に心から思っていることを言わないといけないなと思わされる。今日は大丈夫だったかな?


 英語Ⅱ30人クラス再は音読テストに向けて練習の時間にした。実は音読テスト自体よりこの練習の方が何倍も意味があると思っている。テスト、と言われれば基本的にがんばって練習してくれる。さらにペアで練習させると、飽きてきても続けられる。発音に注意させたいところについて話し始めると、すごい集中力で聞いてくれる。本当はこの時間でテストを受けさせようと思っていたのだが、明日に延ばしてさらに練習してもらうことにした。


 英検クラスは最後の単語テストを終えてテスト対策へ。かなり単語力がついてきているので、今度のテストが楽しみだ。